2025/06/08 07:52

犬の体重増加と“炭水化物”の意外な関係

ダイエット用フードといえば、
「低脂質」「低カロリー」と書かれているものを選ぶ方が多いと思います。

ところが、「きちんと給餌量を守っているのに、まったく痩せない」「逆に太った」というご相談も少なくありません。
その原因のひとつが、フードに含まれる“炭水化物の多さ”と“カロリーの質”にあります。


🍚 なぜ炭水化物で太るの?

ドッグフードの主原料に「玄米」「大麦」「とうもろこし」などの穀類が使われていることはよくあります。
これらは炭水化物が豊富で、摂取後は血糖値が急上昇します。

体は血糖を下げるためにインスリンを分泌しますが、
このホルモンには余った糖を脂肪に変えて蓄える働きもあります。

つまり、脂質を控えても、炭水化物(糖質)が多ければ、太りやすくなるというわけです。


⚖️ 同じカロリーでも「痩せやすさ」が違う?

「このフードはカロリーが低いから太らない」と思っていませんか?
実は、同じカロリーでも、どんな栄養素からできているかによって、体への影響は大きく変わります。

たとえば100kcalでも…

  • たんぱく質や脂質が中心の食事
     → 筋肉の維持や活動エネルギーとして使われやすく、脂肪になりにくい

  • 炭水化物(特に穀類やでんぷん質)が中心の食事
     → 血糖値が上がりやすく、余ったエネルギーは脂肪として蓄積されやすい

つまり、「カロリーの量」だけを見るのではなく、
“何を食べてそのカロリーを摂っているのか”がとても大切なんです。


🥄 給餌量を減らすだけではNG

太ってきたからといって量を減らすだけでは、
必要なたんぱく質まで不足し、筋肉量が減ってしまいます。

筋肉が減ると基礎代謝が落ち、さらに痩せにくくなる悪循環に。
ダイエットには、良質なたんぱく質をしっかり摂り、炭水化物を抑えることが基本です。


✅ まとめ

✔️「低脂質」「低カロリー」=痩せる ではない
✔️ 同じカロリーでも、栄養バランスによって太りやすさが変わる
✔️ 炭水化物の摂りすぎはインスリンの働きで脂肪を増やす
✔️ 給餌量よりも フードの中身と栄養構成 をチェック
✔️ 良質なたんぱく質を中心に、糖質を抑えた食事が理想


「頑張っているのに体重が減らない…」
そんなときは、まず“フードの栄養バランス”を見直してみてください。

愛犬にとって必要な栄養をしっかり摂りつつ、
無理なく健康的な体型を保っていくヒントになるかもしれません🐶✨