🔰 はじめに

本記事は、愛犬の食事に関心を持つ飼い主の視点から、近年注目されている「高たんぱく・高脂質な食事」についての情報をまとめたものです。
獣医学的な診断や治療を目的とした内容ではなく、あくまで一般的な知見や文献に基づいた情報提供です。
健康上の懸念がある場合は、必ずかかりつけの獣医師とご相談ください。

🐶 高たんぱく・高脂質＝悪じゃない？ 健康な犬にこそ知っておきたい栄養の考え方

「高たんぱく・高脂質の食事は腎臓や肝臓に悪いらしい…」 そんな風に心配される飼い主さんも少なくありません。

でも、近年の栄養学や獣医学の分野では、この考え方が一律に当てはまるわけではないという見解が広がってきています。

今回は、健康な犬にとっての“高たんぱく・高脂質の食事”について、最新の栄養知識と実践的な考え方をご紹介します。

✅ まず結論から

🐾 たんぱく質の役割とシニア犬の健康維持 たんぱく質は筋肉・臓器・酵素・ホルモンなど、体の構成に欠かせない重要な栄養素です。

特にシニア犬では、筋肉量の減少が健康寿命に直結します。 そのため、年齢による“制限”ではなく、“見直し”の視点でたんぱく質を適切に取り入れることが大切です。

📖 参考：Hall JAら（2016）

健康な犬における高たんぱく食が腎機能に悪影響を及ぼすという明確なエビデンスは確認されていません。

📌 K9や当店オリジナルフード「鑑」のような高たんぱく・低糖質フードの有用性 K9 Natural や 当店オリジナルフード「鑑」は、

・良質な動物性たんぱく質を中心に設計されており、 ・穀類や糖質を控えたバランス設計が特徴です。

このようなフードは、次のような効果が期待できます：

✔ 筋肉の維持・体調管理に役立つ ✔ インスリンの過剰分泌を抑え、代謝に優れる ✔ 加齢による体力低下に配慮した食事設計が可能

といった点からも、健康な犬にとって非常に有用な選択肢としておすすめできます。

🐟 脂質と上手に付き合うには？ 脂質＝悪者、と思われがちですが、脂肪そのものが悪いわけではありません。

脂肪酸の種類や摂り方によっては、健康維持にとても役立つ栄養素です。

✔ オメガ3脂肪酸（EPA・DHA）は、皮膚・被毛・関節・脳の健康に関わる重要な成分。 ✔ 「脂質＝量を減らす」ではなく、「質に注目」することがポイントです。

📖 参考：Pan Yら（2019）

オメガ3脂肪酸は、加齢による代謝変化に着目した成分として、高齢犬の栄養設計で取り上げられています。

🌟 sniff-sniffがおすすめする脂質ケア：『３メガ』 脂質を極端に減らすのではなく、体にうれしい脂肪酸を取り入れるという考えのもと、 EPA・DHAを高濃度で含むオイルサプリメント『３メガ』を取り扱っています。

✅ 『３メガ』の栄養成分（100gあたり）

『３メガ』は、日々のごはんに少量加えるだけで、 皮膚・被毛・関節・脳などの健康維持をサポートするオイルです。

K9 Naturalや当店オリジナルフード「鑑」のような高たんぱく・低糖質設計のフードとの組み合わせで、 栄養バランスを整えた食事提案を行っています。

📌 まとめ 「高たんぱく・高脂質＝悪い」という考えは、現在の栄養学では見直されつつあります。

大切なのは、「何をどのように摂るか」そして「その子の体調に合わせて調整すること」。

sniff-sniffでは、『３メガ』のような高品質な脂質補助食品と、たんぱく質中心・低糖質のフードの組み合わせをご提案しています。

ごはんの見直しは、年齢・運動量・体質に合わせて行い、 必要に応じて獣医師と相談しながら無理なく続けていくことが大切です。

⚠ 注意点 腎疾患・肝臓疾患が中等度〜後期に進行している犬の場合は、 食事やサプリメントの選択を必ず獣医師の管理・指導のもとで行ってください。

🔍 参考文献

• Hall JA, et al. (2016). Dietary protein and kidney function in dogs.

• Pan Y, et al. (2019). The role of omega-3s in cognitive and metabolic health of aging dogs.

• 『３メガ』製品ラベル・栄養成分資料より